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俺は近くのコンビニに晩飯を買いに行った。
「久しぶり~」
なんと高校のときに仲良くなって今でもたまに連絡を取りあう友達に会ったのだ。
「おおぉ~久しぶり~」
「元気してた?」
「元気元気~」
「おまえは?」
「元気だぜ。そうそう俺[スマホ]に変えたんだ~」
「知ってるよ。メールきたし」
「あ、そっか」
「おまえ普通の方だったよな?」
「おう」
「[スマホ]いいぜ~」
「俺もそのうち変えるよ」
「操作に困ったら俺に聞けよ?」
「はいはい」
そんな他愛もない会話をしながら弁当を買って帰っていた。
「じゃあ俺こっちだから」
「おう、またな~」
「またな~」
家についた俺は友達と別れた
「ああ~腹減った~」
30分くらいはなしていただろうか
俺はコンビニ弁当を食べながら[スマホ]をいじっていた。
「そういやこの『怪人』ってなんなんだ?」
ふと勝手に入っていたゲームのことが気になった。
「ちょっとやってみるか」
他にすることもなかった俺はそのゲームを起動した。
「なになに・・・このゲームはあなたが怪人となり次々に人を殺していくゲームです」
「しかし、殺される人もだまって殺されるわけではありません」
「抵抗します、ときには殺しに来るかもしれません」
「殺されたらゲームオーバーです」
「へ~グロイけどなかなか面白そうじゃん」
俺はゲームの説明を読んでいた。
「ん?」
そのページの一番下に赤い字で注意書きがされていた。
「尚、ゲームオーバーになった場合、現実のあなたも同じ死に方をします」
「はあ?」
「なんだこれ?」
「それでもよければお進みください」
「・・・おもしれぇ」
なかなか面白い説明書だとおもって進めた。
「それではあなたの現在位置を設定してください」
「ん~じゃあ大阪でいいや」
俺は京都に住んでいる。
「現在位置の設定が完了しました」
「それでは殺されないように殺してください」
「ははは、楽しみだな」
そしてゲームが始まった・・・
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