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「君達ってもしかして昆虫観察サークルの子かな??」
愛生と雄介が話し掛けられ、振り向いた先には目つきが悪くがたいのいい男が二人立っていた。
一目で刑事とわかる様な目つきと体格だ。
「「そうですけど…。」」
愛生と雄介がそう答えた瞬間、二人の刑事は獲物を見付けたライオンの様な目つきに変わっていた。
「君達に聞きたい事と話したい事あるんだけど、こんな所で立ち話しも何だし、ご飯奢るから大学の目の前のファミレスで話しを聞くってのはどうだい??」
断る理由も無く愛生と雄介は無言で首を縦に振った。
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