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「それは本当かね!?」
「はい…。」
刑事達は全くこの事件が解らなくなっていた。
確かに殺人という線で捜査が始まったが、捜査が進むにつれて殺人という線が薄くなっていた。
坂田龍之介の死体には一切の外傷は無かったのだ。
外傷が無いのにも関わらず、全ての内臓が無くなっていたのだ。
「そうか…。情報提供してもらったし、君達には話しておこう…。実は坂田龍之介君が亡くなっていた現場から白い人影が目撃されている…。」
「「白い人影!?」」
「そう…。そして君達が最近接触したテレビ局の職員が1人、坂田龍之介君が死亡したと思われる日に行方不明になっている。私達はその職員が犯人ではないかとみている。その職員は西田みゆきという女性だ。もし君達に接触してきたら真っ先に私に連絡してくれ。」
そういうと青峰は名刺をテーブルに起き、会計をしてファミレスを後にした。
「青峰部長!!待って下さいよ!!」
それに遅れて筧が青峰の後を追っていった。
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