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｢はぁ…今日も疲れた～｣俺は宮野隼人。勉強大嫌い人間だ。みんなからは、チャラいって言われてるんだけど自分はそういう感覚はない。まぁ鈍感なのかも…
｢おい、隼人。今１時間目終わったばっかだろ？～｣
こいつは神崎漣。俺達は幼稚園からの付き合いで、昔から漣はとても優しくてみんなから慕われている。
｢あっ、そうだった。｣
｢そう言えば、抜き打ちテストどうだった？｣
｢うっ…それは聞かないでくれ…｣
｢あらら。その様子だと駄目だったみたいだなっ｣
｢抜き打ちあるなんて知らなかったし｣
｢いや、それじゃあ抜き打ちの意味ねぇじゃん!!｣
｢あ、そうか!!｣
｢お前はあいからわず天然だな～｣
｢天然じゃない!!｣
｢そうか？｣
｢そうだよ!!ってか漣は抜き打ちテストどうだったんだよ。｣
｢んーまぁまぁかな｣
｢ふん～いいね～頭のいい人は、みんなに頼りにされてるし～俺となんかじゃ釣り合わないじゃん。｣
｢何々～？他のやつらに嫉妬してんの？｣
｢はぁ!!んなわけない!!｣
｢絶対嫉妬してるしょ？｣
そう俺達は、恋人なのだ。元々片想いしてた俺(隼人)は、ある日の放課後に漣に告白された。言われた時は正直罰ゲームだと思った。でも、あの時の漣の目は本気の時の目をしていた。その瞬間俺は射止められた。そして今こうして付き合っている。
｢絶対あり得ない!!｣
｢ふふっそういうふうに言うと隼人は自分から嫉妬してるって言ってるようなもんだし｣
｢なっ!!お前なぁ!!｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
｢お～い、神崎席座れよ～｣
｢は～い｣
｢ふふっ｣
(何だよ!!漣のやつ!!俺のことからかって面白いのか？)
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