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漣はまだ来てないみたいだな…生徒会かなっ?
そういえば俺が走って行った後どうなったんだろう…
必死に逃げたからわかんなかった。
あの子とどうなったんだろう…
何で漣はキス…してたんだろう…
漣のバカ…
漣だけ信じてたのに…
俺は昔から体が小っちゃくて中学のときよく裏切られたり、いじめられていた…
そのせいで一時期人間不振に陥った。
もう誰も信じられなくなってしまったのだ。
学校にもあまり行かなくなった。
でも、漣は学校帰りに毎日毎日家に寄ってくれた。たわいのない話だったけど嬉しかった。
漣にはなぜか何でも話せた。
ある日、漣が「学校行かないか?」と言ってきた。
俺は行かないって答えた。すると、漣は「じゃあ、俺が毎日一緒にいてやるよ。それならいいか?」そう言ってきた。
その時何故か断る気がしなかった。
そして俺は久しぶりに学校に行った。
漣と一緒に。
暫くたって、いつの間にか人間不振がなくなっていた。
人間不振を治してくれたのは何もかも漣のおかげだ…
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