神に拾われし子

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「そんなこと言われても…。」 一瞬、弱気になった所を竜欄は見逃さなかった。 烏羽に無理矢理赤ん坊を押し付ける。 「へっ!?」 それからの竜欄の動きは速かった。 赤ん坊を戻されないようさっと後ろに下がり 「じゃ、宜しくな。」 、と言って去っていった。 「翠…。どうしましょうか。」 「…」 返事がない。 「翠?」
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