日常から非日常へ

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  と記されてあった。 (支給品……?) 支給されるかもしれない『スキルの薬』が気になったので、そこまでページを飛ばした。 そのページには目が疲れそうなくらいぎっしりと文字で埋め尽くされ、読む気が失せる。 自分のためなんだと、己を鼓舞しなければマジで読まなかったかもな。 要約すると、『スキルの薬』とは某人気ゲームでいう【ホイミ】とか【メラ】とからしい。 それだけではなく、物を宙に浮かしたり、動物に変身できたりする能力もある。 それゆえに稀少価値が高く、そうそう当たらないみたいだが。 大雑把ながら読んだ自分を称賛しつつ、気になる項目事項に目を通した。 どうやらゲーム内の『携帯電話』とは、相手のステータスを見たり、チーム登録に使用するみたいだ。 ステータスにはレベルがあり、それはスキルを発動した場合は含むだとか。つまり、初期値は自分自身の身体能力の高さがレベルとなって現れる。  
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