1、二人

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隼「パワハラですか」 孝「何を言う。今日はもう終わっていいっていう有り難い上司命令じゃないか」 隼「じゃあ有り難く直帰させていただきます「おい」 そう言って宮野さんは俺の肩を掴んだ。 孝「飲みに行くんだよ」 隼「....」 仕方ない。 俺は渋々、宮野さんに着いて行った。 孝「今日は俺の奢りだから。なんでも頼め」 隼「相当、上に怒られたみたいですね」 珍しく気前の良い宮野さんを見て俺はそう呟いた。 孝「..まぁな」 隼「クビにはならないでくださいよ」 孝「??」 隼「今の部署、宮野さんナシではやっていけませんから」 孝「....」 隼「聞いてます??」 孝「聞いてる」 そう言って宮野さんは俺の頭をぽんぽんと叩いた。
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