384人が本棚に入れています
本棚に追加
隼「パワハラですか」
孝「何を言う。今日はもう終わっていいっていう有り難い上司命令じゃないか」
隼「じゃあ有り難く直帰させていただきます「おい」
そう言って宮野さんは俺の肩を掴んだ。
孝「飲みに行くんだよ」
隼「....」
仕方ない。
俺は渋々、宮野さんに着いて行った。
孝「今日は俺の奢りだから。なんでも頼め」
隼「相当、上に怒られたみたいですね」
珍しく気前の良い宮野さんを見て俺はそう呟いた。
孝「..まぁな」
隼「クビにはならないでくださいよ」
孝「??」
隼「今の部署、宮野さんナシではやっていけませんから」
孝「....」
隼「聞いてます??」
孝「聞いてる」
そう言って宮野さんは俺の頭をぽんぽんと叩いた。
最初のコメントを投稿しよう!