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はぁ結局、洗礼までずっとうなり続けちまった
しかし、これが金の月か……
確かにこれは、金色の月というだけあるな
まだ昼かと思うほど明るい
「では、勇者様この先にある神殿に向かってください」
「そこで月の洗礼を受けてください」
「はい、分かりました」
元気だね~龍翠は、
「ちゃっちゃといってさっさっと終わらせるか」
やる気のない俺
「それでは、勇者様御武運を、祈っております」
どーせこの世界を救うのは、こいつでオレは何もしなくてもいいんだろ
そんなことは、分かりきっている
俺は、俺の好きにさせてもらう
そのせいでどうなろうと知ったこっちゃない
たとえこの世界が滅ぶことになってもな
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