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由美「あなた、名前は。」
苛つき気味に問うと、彼女は小さく体を震わせた。
少女「敦子って言います…。」
由美「そ。あっちゃんね。家はどこ。何であそこにいたの。年齢は。」
敦子は18歳で、家は海老名だという。しかし、何故駅のホームに一人で立っていたのかという質問には、こう答えた。
敦子「何処かを歩いていたら、なつみに会える気がして……。」
由美と春香は目を合わせた。
春香「もういいから、今日はとりあえず帰んな。」
敦子「……………。」
結局敦子まで由美の家に一晩だけ泊めてやることになった。
駅で買ったマックのハンバーガーを買い、相模大野駅に帰る。
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