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由美が起きたのは、正午だった。
起きるとソファーには春香が寝ていた。しかし、敦子はもう、いなかった。
テーブルの上にメモが書いてある紙があった。
『昨日はありがとうございました。』
の、一言。
家の主である由美にとって、いなくなって清々したことであろう。
テレレッテッテレー
由美の携帯がなった。
由美「はい、もしもし。」
南「もしもし由美?今からファミレス行かない?春香もいるんでしょ?こっちはイツメンだし!」
自分の用件だけをさらっと言う。この子には配慮と言うものがないのだろうか。
由美「別にいいけど…。」
お人好しすぎる。と、自分でもそう思う。
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