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「……………ッ///」
華扇が去った後、疾風は、顔を赤くした。
(やばい、可愛い。)
「持って来ましたよ……ってどうしました?」
「いいいいいえ、何でもありませんっ!!」
「そう?なら良いけど。」
疾風は、華扇から茶と茶菓子を貰い、話しを聞いた。
幻想郷の事、住んでる人々、妖怪の事、博霊神社の巫女の事……
「ざっとこんな所ね。」
「すみません、話を聞かせてくれて。」
「いえ、中々話ごたえがありました。」
暫く、華扇と茶を啜っていると、華扇が立ち上がった。
「さて、それでは、博霊神社に行きましょうか。」
「はい、そうですね。」
二人は、家の外に出た。
「さて、疾風、私に捕まってください。」
「??」
疾風は言われた通り、華扇に捕まる。
すると、華扇は浮かび上がった。
「華扇さんって実は凄い人?」
「実際には、仙人ですけど。」
博霊神社に着くまで、ずっと空からの景色を楽しむ疾風。
「もう、着きますよ。」
暫く移動していると、神社が見えてきた。
(さて、博霊の巫女はどんな方でしょうか。)
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