キッカケ

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☆『この風景に見覚えがあるだろう?』 『確かに…何となく会話したような記憶があるような…』 ☆『まぁ、そんな訳だからよろしくな!』 『どんな訳なんだよ!』 『潜在能力なんて、カッコイイ事言ってるけど、何か特別なことでもできるんかよ。』 ☆『人間にできる事でできないことはないぜ!』 『そんな訳ねぇだろ!俺は勉強もスポーツも上の下位しか出来ねぇぜ!』 ☆『正確には中の上だろ?(笑)』 『なっ!そ、そこまで知ってるなら分かるだろ!』 ☆『今までのお前は俺の存在を忘れてたから出来なかったんだよ!』 『じゃあ今なら出来るのかよ?』 ☆『お前が望めばなんでも出来るぜ? 例えばお前の好きな漫画の主人公【夜神 月】にだってなれるぜ!』 『漫画の中の話だろ?出来るわけねぇ!現実的じゃねぇぜ!』 ☆『なら試してみるか?』 『…俺に人を殺させるつもりか?』 ☆『じゃぁどうしたい?女でも欲しいか?』 『え?  女? 欲しいに決まってるだろ!くれるのか?』 ☆『 … 呆れた奴だな… 何でも出来ると言っただろ? お前が惚れてる幼なじみの由美だってどうにでもなるぜ? 』 『マジかよ? エッチも出来るのか?』
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