―1日目―

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「お母さんね、  夕飯作り終わったら、  おばあちゃんちに行くわ」 その言葉の意味を考えてる最中に 「柊華も行く?  明日から夏休みでしょ?」 思いもよらない方向に 話しが進んでいた。 「無理だし。  明日からバイトだし。」 簡潔に答えたと同時に 夕飯が作り終わった。 「さてと、  用意するわね。  もしかしたら2~3日  泊まるかもしれないのよ。」 「おばあちゃんか、  おじいちゃん  具合でも悪いの?」 慌てて聞き返したけど そんな事はないらしい。 「ねぇ?お父さんが  今朝から出張で心配だから  柊華も一緒に…」 「バイト!」 渋々あきらめた母は 急いで支度を始めた。
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