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ガチャ
理美『ちょっと何勝手に入ってきてるのよ』
大樹『理美が話してくれないからだろ』
えっ?
何こいつ。
案外可愛い所あるじゃん。
……って違う。今はそんなのが問題じゃない。
大樹『なぁ、俺の事嫌い?』
理美『別に嫌いでも好きでもないよ』
大樹『じゃー兄弟って事何で隠すんだ?』
理美『面倒くさいからだって。今日も大樹いなくなって私がみんなに説明したんだから。大樹は普通にカッコいいんだよ。転校初日からモテてたじゃん?それで一緒にいたら私がいじめられたりするの。だから内緒にしたかったの。私の気持ちもわかってよ』
思ってる事を一気に言い放った。
大樹『もしお前がいじめられたら俺が守るよ』
理美『はぁ?何言ってんの?何でそこまでするの?そんな事したら尚更友達いなくなるじゃん』
大樹『ごめん…』
抱きしめられた。
ん?
よくわかんないけど大樹の腕の中は居心地がよかった。
この時から私は大樹を意識するようになった。
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