唯の場合

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「ねー、唯ー。」 いやなぶりっこの声。 ふりかえってみると、同じクラスの円が仁王立ちをしていた。 (またかぁ…) 「暇そうだから、働かせてあげる。そこの自販機でお茶買ってきて。もちろん私だけじゃもったいないから、まゆかとりんのぶんもね。」 いっきに捲し立てる。 断る余地もない。
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