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「・・・で、何だって?
ルナに告白した?」
「君には関係ないでしょ」
・・・・ぴき。
ぶちぶちぶちぶち。
あ、やばい。MK5(マジでキレる5秒前)。んっふふふー・・・
私の殺気を感じ取ってか、ぶらっくが私を無言で押さえ込んでいた。
「離せぶらっく!」
「ダメだから!確かにあのスカした態度は苛立つけど・・・っ!」
「切り刻む・・・!切り刻んでやるー!!」
そんな私たちを尻目に、セフィアスとか言う変人はルナに猛烈アプローチをしていた。
「ねぇ、ルナちゃん。お付き合いが嫌なら、ちょっとお茶でもどう?」
「嫌」
「そう言わずにさ。ご馳走するよ」
「うるさい立ち去れ。」
「恥ずかしがらないで・・・ルナ。愛しい僕のルナ」
セフィアスは勘違いも甚だしい台詞の後、ルナにキスをしようと顔を近付ける。
「ちょっ、マジでイヤなんですけど!みーな!助けてー!」
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