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「いい加減ルナを離せ、アホ男ッ!」
「嫌だよ」
うきいっ!目茶苦茶なまいきっ!私は小さく舌打ちすると、ルナに相変わらずべたべた触りまくる変態の髪の毛を思い切り引っ張り、そのままルナから引き離すと、ルナを守るように前に立ちはだかる。
「・・・何するの?狂暴なヒトだね?」
「あっそ。ルナちゃんが嫌がってるんだけど」
「照れてるだけだよ」
「ああ、確かにそれは納得」
戯言吐かすぶらっくの足を思いっ切り踏み付けてから、また更にきつくセフィアスを睨みつける。
「痛いよ・・・みーな」
「バカな事ばかり言うからでしょう」
「・・・ふーん、そんな事、言うんだ?覚えてなね?
ま、良いけど、みーな。今日はルナも一緒にご飯食べに行くんでしょ?」
私はぶらっくの呟きにちょっと震えながらも、同意した。
確かに、今日はルナとぶらっくとご飯に行く予定だったんだ!
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