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「じゃあルナ、行こう!」
「あ・・・うん、行く!」
ルナも急な私の身代わりに驚きながらも、こくこくと頷いた。
もー、皆して何でそんなにびくびくしてるのよー。
「じゃ、僕も行こうかな」
「はぁ!?来るな」
「くんな」
「帰レ。」
あ、あれ?さりげなくぶらっく、黒いよ?名前の通りに真っ黒けだよ?
「ヤダよ。ね、僕のルナ」
「いつの間に呼び捨てになったんだぁぁぁぁぁぁぁ」
あ、遂にルナちゃんキレた。無理も無いかな。
「あれ・・・?ダメだった?」
「て、てか近いッ!」
ルナを羽織い締めにしながら、セフィアスはニッコリ笑いながら幸せそうに話す。
・・・・・・・・ま、良いや。もう面倒くさいから放っておこう・・・
「ほら、行くよ、ルナ」
「えっ・・・ちょっと、助けてよ、みーな」
「もう色々面倒臭いから行くよ」
「ちょっ・・・それってあんまりだよぉ!みーなぁ!!」
後ろできゃんきゃん言いながらセフィアスに抱き着かれているルナはを置いて、私とぶらっくはカフェに向かって歩き出した――――・・・・・・
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