プロローグ。

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到着したのだろうか? ならもう起きないと…。 そう思って、目を開けようとする。 しかし── 目が…開かない…? どうしてだろう、眠り過ぎて瞼-まぶた-が重くなったのだろうか? 同様に、体全体も鉛の様に重い。 そんなに長い間眠っていたのか、と考えてみたものの、最後に見た景色を思い出してみると海があった。 どういう事だろう…全く解らない…。 とりあえず、この視界をどうにかしよう。 重い瞼を懸命に開く。 「ん……」    
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