第二章~目が覚めたら異世界で~

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うわぁ~~いきなり夜になったぁ~~~。さっきまでお日様が輝いていたのにぃ~~~~~。 あれれ~おかしいぞぉ~~? そうだ、上を見てみよう! まぁ、大変、バスくらいに大きなライオンさんが俺達に飛びつこうとしているよ? ………………………。 「NOぉおおおおおおおぉおおおぉおおおうぅうぅうううぅうっ!!!!!!!!!」 俺は最大のボリュームで叫びながら、とにかく、前に飛んだ。 正確には転がったというべきか 対して、レヴァは冷静にバックステップで回避完了。さすが、クールビューティーだ。 俺はなんとか体勢を立て直し、 「俺は、ムツゴロウじゃねぇぞ、コラァ!!!!!!!!」 あれ?なにか間違えました? 人間ね、こう状況になると、訳が分からなくなるもんなんです。 「アレは魔物です。それもごく僅かですが、神の力も宿している。私達の神の力に引き寄せられたようですね」 なんて、冷静なんでしょうね、このエロ姉様は!?ちゃんとハイテマスカ!? 「巫女以外にも神の力って宿るもんなのかぁ!?」 「誰がいつ、『魔物には宿らない』などといいましたか?言った筈ですここは貴方が思うような生易しい世界では――」 「OK、OK!!了解しましたよ!!!それで!?私達はどうするんですか!?」 魔物って何!?ってのはもういいや、大体想像つくし、もう目の前に居るし。 基本、ライオンで鬣がなんか炎みたいに燃えてる奴がね!!!
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