第二章~目が覚めたら異世界で~

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本当に神の力が俺に宿ってるんだなぁ~と、しんじみ思っていると、不意に、キツイ目眩と吐き気に襲われた。 「っ……ぁっ、ぐっ!」 疲労とは違う。 突発的な感覚だ。 まるで何かが自分の中に入ってくるような猛烈な違和感。 それに耐え切れず、俺は前に倒れこんだ。 視界が黒に潰れ、聴覚も死ぬ。 おぼろげに残る感覚で何か、柔らかく暖かいものに触れたのに気付き、それで幾分気持ちが楽になって、 完全に意識を喪失した。
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