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陽菜「お母さんただいまー」
学校から帰ると
優ちゃんとお母さんがいた。
陽菜「あ、優ちゃんお帰りー」
優ちゃんは
陽菜と一瞬目が合ったのに
すぐに逸らした。
優都「あぁ…た、ただいま…
すいません、おばさん。
俺、夕食まで部屋にいます」
母「…?わかったわ…?」
…なんで…?
そんなに陽菜といたくないの…?
優ちゃんは足早に
無言で陽菜の横を通りすぎて…
胸がズキズキして
息が出来ない。
陽菜「…っ…!!
陽菜も、部屋に戻る…っ」
階段を上って
優ちゃんの隣にある
自分の部屋に足を進める、と…
優ちゃんの部屋のドアが
バン!!
とすごい音を立てたから
びっくりして止まってると、
「…くそ…っ……
どんどん好きに
なっちまってんじゃねーか…」
.
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