なら世界を救えば良い 1

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そうそう、紹介が遅れたな。 俺の隣で上品に朝ごはんを食べているのが、俺の妹の『逢沢 真奈』 俺と同じ蒼い色の髪で、同じシャンプーやリンスを使ってるのに、ここまで差が出るかと思うほど綺麗なロングヘアだ そして、俺と同じ蒼い瞳 家事全般所か何でもやってくれている。そして朝のアロマテラピーに関してもそうだけど、色々と気が利く。 勉強もできて、可愛いし、性格も良い、そんな妹に欠点をあげるとするならば、重度のブラコン、もの凄いお兄ちゃんっ子なのだ。 さて、少し言い訳っぽい事を言うが、最初の頃は止めるように言った事もある、だがその時恐ろしい程の絶望した顔をしたのだ。あんな顔はもう見たくないからな、それ以来好きにさせている。 そうだ、なんで俺達の髪の色が普通の人と違うかってのは理由があるんだが 「兄さん、そろそろ空さんが来ちゃいますよ」 まぁこれはまた後で 空というのは隣の家に住んでいる幼なじみの事で、毎朝一緒に登校するため家に来るのだが 問題は空が来てから学校へ歩いて行って時間ギリギリなので、いつも空が来るまでに食べ終えるようにしているのだ。 おっと、そんな説明をしている時間は無い。早く食べなければ! ちなみに真奈は食べるのが早い。
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