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結構気さくな奴で、息が合ってすぐに仲良くなった。
「やほー!」
「お待たせしました、兄さん」
空と真奈がやってくる、こうやって4人で食べるのがいつもの日常。
最初の頃はあまりにカラフルで周りによく注目された。
箸がどうこう、助けられて借りがどうこう
突然だが、俺の夢を聞いて欲しい。
俺の夢は、魔法を使って沢山の人を救う事。
せっかくこんな力があるのに、役立てなくてどうするんだ。
「あれ?ねぇウインナー食べないの?」
変わらない日常、それが何よりも大事だという事を知っているつもりだ。
「おーい?いらないなら貰っちゃうよ。」
だから守る、こんなにも平凡な毎日を。
ひょいぱくっ
「・・・あー!俺が残しておいたやつ!」
「えぇー!ちゃんと聞いたじゃん!」
「良いとは言ってねー!!」
☆☆☆☆☆☆
学校は終わったが、帰る前に真奈が晩御飯などの買い物をしたいとの事で、スーパーに寄る事になった。
「今日は私が作ってあげる」
空がにぱーっと笑いながら言う。
こうゆう事を突然言い出すのは別に珍しいわけでもなかった。
真奈が料理を得意なのは言うまでもないが、実は空も結構上手い。
「今日は私のせいで遅刻しちゃっも良いんだけどな」
「気にします!真奈ちゃんもそういう事で良いかな?」
「勿論ですよ、空さんの料理は美味しいのでとても楽しみです。」
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