0人が本棚に入れています
本棚に追加
その子は髪が青色で、半そで半ズボンの姿だった。みずきは外人さんの男の子だろうと考え、しばらく見ていた。
するとその子は小道に勢いよく入っていき、だんだんと背中が小さくなっていった。みずきは新しいお友達ができると考えてその子を追いかけようと思った。脱ぎ掛けの靴を再び履いた。
「ま、待って! 」
私はうまい棒を入れた袋を持ったまま男の子の後ろを追って行った。
「みずきちゃんや、どこへいくんじゃ? 」
「神主さんはちょっと待っててー」
そう言い残してみずきは男の子の後ろを追いかけていった。神主さんは不思議そうにみずきの後ろ姿を見つめていた。
最初のコメントを投稿しよう!