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「うん! みずきの名前はみずきっていうのー」
「僕はカープっていうんだ」
そういうと男の子は八千代桜からポンと飛び降りた。みずきはびっくりして顔の前を手で覆いながらも、指の隙間から落ちてくるのを見ていた。
みずきはカープが落ちてけがしてしまうと考えた。しかしカープはフワッと地面について怪我一つしなかった。
「よろしくね みずきちゃん」
そういうとカープは握手をしようと右手をみすきに差し出してきた。みずきはこのカープの不思議さになんとなく惹かれる部分を感じ、手を出してカープと握手をした。
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