【本文】二つの星｜16ページ - 小説投稿エブリスタ

少女は何をするでもなく、ただ俺の隣に座った。鬱陶しかった。さっきまで人を殺し続けていた自分の隣に、誰かが居る。そんな事は、俺が許せなかった。俺が殺した奴にも家族はいた。友達も、恋人も。俺はそんな奴らを殺した。そんな俺に、誰かが優しくするなんて、あってはならない。そう思っていた。だから、今俺の隣にいるこいつが鬱陶しかった

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