悪魔の申し子

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大食堂につくともう同じ流派のメンバーは俺と和流以外そろっていた 「おぉ、待っておったぞ 座れ座れ」 声をかけてくれたのは俺たちの習う天空流派の師範代 奄美琴様。通称親方様だ。 他の兄弟子達は俺には目もくれようとはしない。 イスに座ると数秒遅れて和流が来て席についた 「では、今日も頂こう。 明日は決戦の日だ よく食べておけ」 決戦。今ここにいる誰もがその意味を理解していた。 明日この村は戦争を仕掛ける。 隣のア・ディールという村だ いや、ア・ジールだったかな。 どうでもいい。 親方様の話によるとこの村とその村は400年の長きにわたり、猟場などを取り合っていおり、仲が悪いらしい。 そこで今回戦を仕掛けることになった 親方様はノリ気でなかったが仕方ない。 そこで天空流派である俺たちも戦に出ることになった。 ほぼ全員が同時に飯を食べ終わるとそこで解散となった。 親方様が解散の前に2,3分気構えなどを話していたが、俺と和流以外は上の空だった。
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