0人が本棚に入れています
本棚に追加
部屋に戻ると和流は先に戻っていた
「なぁ、悪魔」
「なんだよ」
「戦争って何のためにやるんだ?」
「知ったことか。
俺たちは殺すだけだ 人をな」
「お前、怖くねぇのかよ」
「怖がってる間に死にたいか?」
俺の意見を前に和流は黙りこんだ
俺は腰紐から刀を抜き枕元に置いた。
壁に背を預けるとそのまま目を閉じる。
眠るつもりはない。
ただ戦の前は普通に寝ようとして寝れるものではない。
こんな俺にも動揺することはあるのだから。
最初のコメントを投稿しよう!