開戦

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「カッハ!」 ひどい汗と共に飛び起きた俺は周りを見渡す。 窓の外は明るいくらいのレベル 少し早く起きすぎたらしい。 「クソ・・」 俺は自分の見た夢に悪態をつきながら刀を取り部屋を出た。 和流がこちらを見ていた気がするがどうでもいい。 いまは気分を直したい。 外に出て木に寄りかかる 刀を鞘から引き抜きじっと眺める。 綺麗に磨かれているが黒ずんだ赤の色を隠すことはできていなかった
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