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(#=゚ω゚)ノ「それで許されるわけがあるかボケ!!」
突然現れたのは初老の男だった。
僕はこの男をよく知っている。
もう何年もの付き合いがあるのだから。
( ^ω^)「おっおっ。伊予さん、久し振りだお」
(#=゚ω゚)ノ「何今さっきのこと水に流そうとしてやがる!あれ請求しとくからな!」
まったく近頃の若い奴は!と怒り心頭に老人は砕けた扉の破片を片付け始める。
( ^ω^)「悪かったお、謝るお。どうもごめんね」
(#=゚ω゚)ノ「誠意が感じないわ」
まあいいじゃないの、と僕は小屋の中の中心にある机に腰掛ける。
(;^ω^)「とりあえず飲み物くれないかお。喉からっからだお」
(#=-ω-)ノ「お前は、本当に!……ちっ。机じゃなくて椅子に座ってろ」
何だかんだで優しい老人伊予さん。
彼にとって、僕の存在は所謂孫のようなものだ。
僕だって彼のことを祖父のように思っている。
彼とは長い付き合いになる。
まだ姉さんが生きていたころから、今に至る約十年程の関係があるのだ。
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