六・其の二

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( ^ω^)「限は無いお。奴らほぼ無限に存在するんだから」 (=゚ω゚)ノ「そういうことじゃあねえよ」 手元の湯飲みをくるくると回転させながら伊予さんは僕の目を見て再度問いかけた。 (=゚ω゚)ノ「後何人斬れば気が済むんだ」 ( ^ω^)「…………」 伊予さんだって分かっている。 僕が『国解機関』に所属していることも。 ……そして僕の最終目標が何であるかも。 けれど。 嘗て僕が僕自身に立てた誓いは今でも変わらない。 今まで僕が殺してきた無害な人達のために。 そして鬼違いにより殺されてしまった人々のために。 僕は殺し続けなければならない。
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