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(;゚ω゚)「……確かに、いい物作ってほしいとは言ったけど……」
もう包丁の範疇を超えているよ、これでは。
なんて言いたいが、手に持った感覚が包丁である。
日本刀やナイフを持った時とは違う、この心地の好い感じ。
(=゚ω゚)ノ━・「鶴子を殺った相手がまたでたんだろう?」
伊予さんは紫煙を吐きながらそう言う。
(=゚ω゚)ノ━・「俺の包丁が通じなかった相手だ。しかも使い手が鶴子であったにも関わらず」
見る見るうちにその眼が怒りで赤みを帯びていく。
僕は生唾を飲み込んだ。
完全に伊予さんに気圧されていた。
それほどに、今この老人からは禍々しい空気が漂っているのだ。
(=゚ω゚)ノ━・「ならば今までよりも斬れ、硬く、柔らかく、しなやかで、そして砕き、叩ける包丁を作るまでよ」
平助、と伊予さんは僕の名を呼んだ。
(=゚ω゚)ノ━・「ぶっ殺せ。鶴子の仇をとれるのはお前だけだ」
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