611人が本棚に入れています
本棚に追加
/980ページ
灼熱の太陽光を背に佇むその影は、私を高くから見下ろしていた。
その鋭い眼が私に突き刺さる。
今にもそのぶっとい腕で殴りかかってきそうなほど、その何者かは異常な空気を漂わせていた。
これは、こいつは間違いなく普通の人間じゃあない。
私にはわかる。
これと似た人種を今まで多く見てきたのだから。
ξ;⊿;)ξ「やめて殺さないで私まだ何もしてない死にたくない!!」
必死で願った。
どうか、どうか奇跡よ起これと。
願わくばこの目の前にいるベルセルクをどうにか――
(;゚∋゚)「……取りあえず、落ち着け」
そう言って、男は私の肩に手を置こうとした。
ひいいい!!やめろおおお!!
私を食べても美味しくなんて!!
最初のコメントを投稿しよう!