六・其の二

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調べ物……って。 てっきり、私は今回内藤がこの街を離れたのは何かの任務のためかと思っていたのだが……。 (;゚∋゚)「相変わらずあいつは誰にも大事なことを話さず好き勝手やってるみたいだな……。 いいや、今回は任務でも何でもない、ただの私情に尽きるよ」 ええええ!私情って、そんなもんで勝手に持ち場離れていいのかよ! 川 ゚ -゚)「いいんじゃね?現に、今の組織内での実質トップはあの内藤だ。 代表――布佐さんも何も言ってない。それに私たちも別に問題無いと思っているからな」 そんな適当でいいのかよこの組織……これほどに大それた機関だと言うのに、 なんと言うアバウト……。 ξ;-⊿゚)ξ「つくづく意味がわからん……それで、どうして交代を?」 つーか何のための交代だ? 川 ゚ -゚)「お前、回を増すごとに頭良くなっていっていたと思ったら、急に馬鹿になったか……」 ξ;゚⊿゚)ξ「う、煩いわねっ!こっちは暑さと長すぎる夏休みで今だ絶好調に至らずよ!」
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