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ついに祠に着くことができた。
祠につくと、さっきまでの動物たちがいなくて、物凄く静かだった。
｢リド、なんか嫌な感じがするんだけど｣
｢あぁ…｣
少し警戒しながらリドは祠のなかに入っていこうとする。
｢ちょっと!まだ周り見てないでしょ。中はだめよ！｣
ロゼリアは必死に止めているが、やっぱりスタスタ行こうとする。
｢もしかしたら、動物たちの様子がおかしくなっているのもここに原因があるかもしれないから。いかねぇと…お前はここで待ってろ｣
｢リド……(傷口が広がりませんように)｣
中に入っていくリドを見て、ロゼリアはあることを思い出してしまった。
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