四階の端

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「晴太ぁー。起きろー。ババヌキするぞー。」 「……あと5ふん…。」 副会長2号、木津晴太。 隣りの3組のやつ。 寝てる。 「あー…。晴太は抜きだな。」 やなぎさんが呆れた口調で頬杖をつく。 自分の顔が熱くなったように感じる。 そう。 やなぎさんには他の先輩とは何か違う感情を抱いてる気がした。
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