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須藤の後ろをついて歩いて 倉庫へ入ってしまった… 表情には出ないけど 内心凄くワクワクしてる。 だって… 見たことのない雰囲気 沢山のバイク カラフルな人達 さっきなんか… ショッキングピンクの頭の人がいた! こんなにワクワクするのは 何年ぶりかな… それに…… 無愛想な須藤の表情が柔らかい。 あぁ…好きなんだ此処が 此処があなたの居場所なんだね 此処がどんな場所なのか 分からないけど… きっと大切な場所なんだろう。 …須藤の後ろを歩いてたら 二階に来てしまった 須藤が部屋のドアを開けた 「やっと帰ってきたか!」 「おそかったねーん」 「おかえりー!」 3つの声が聞こえた。 須藤が部屋の中にズカズカと入っていくから必然的になかにいたひと達にあたしはガン見されてます…。 「此処に女を連れてくるなんて…桃希、ふざけてんのか…?」 固まっていた銀髪が須藤にキレてる 「さっ!中に入って下さい。」 ドアの前に立っていたあたしの背中を押してソファに座らせた留羽斗。 それにしても この部屋凄いな…
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