3/10
前へ
/27ページ
次へ
ーーーーカラン,カラン… 「いらっしゃい」 繁華街にある行きつけのバー。 未成年のあたしに 何も言わずにお店に入れてくれる 最高のマスターがいる。 ーーーーカラン,カラン… ……来たか… 「よっ!亜夢(あむ)」 あたしが素でいられる数少ない内の1人。 実の兄の 桜鳥 真(おうとり しん) ちなみにあたしの名前は 日向 亜夢(ひなた あむ) あたしが 小2, 真が 中1の時に両親が離婚して あたしは、父親に 真は、母親に… そして あたしの父親は再婚 現在あたしは高校1年 真は多分二十歳だったと思う。 「亜夢…大丈夫か?」 真は、いつもあたしに言う… 癖何だろうか? 「大丈夫…慣れたから…」 あたしもいつものように言う。 ……そう、、慣れた…。 「そうか…。」 いつもそうだ、 真は、何故か悔しそうに “そうか…。” って言う。 どうしようも無いことだ… 今更悔やんでも 仕方がない………
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

120人が本棚に入れています
本棚に追加