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「すみません。桃希が何も言わずに連れてきたと思うんですけど…」
申し訳なさそうに言うメガネ
…でもねえ
今、この時間に偽りの仮面を被りたくないから…素のあたしでいさせて。
「おろして…」
冷たくそう言って眼鏡を見た。
感じ悪いだろうけど
関係ないしね…。
「すみません。僕には、どうしようもないです。」
そう言ってチラッと須藤を見る眼鏡は、またあたしのを見て何故かニコッと笑った。
意味がわからない…
「あの…僕達の事知ってますよね?」
知ってて当たり前かのように
あたしに聞いてきた眼鏡、
…………
有名人何だろうか、
まぁ…イケメンだしアイドルとか?
んーー…?
もう考えるのめんどい。
「…芸能人…?」
あたしは考えるのがめんどうだから、そう答えてみた。
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