戦国妄想伝

若き虎

「あぁ、そうだった。 じゃあ、風呂場にあるからついて来て」

佐助は、二人を連れて部屋を出ようとすると振り返ると幸村に釘をさす。

「旦那、食べ過ぎないでよね。 俺様これから、二人に湯具を教えて来るから」

「あい、分かった」

幸村が頷くのを見てから、三人は部屋を出て風呂場に向かった。