2 修行
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次は、空を飛ぶ修行だ。 私は丘に登り、大地を蹴った。 当然私は落ちた。木々をなぎ倒し地面にしこたま体を打った。飛べなかったのだと気づくまで少しばかり時間を要した。 最初から上手く飛べるとは思っていなかったが、これほどひどいとも思っていなかった。 私は折れた木々の上に横たわり、動けぬまま満月を見上げた。涙がこぼれてきた。痛みのためか、悲しみのためか分からなかった。
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