母さん。

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この手すりに我が身を託し続けたらどうなるだろうか。 きっと俺は死ぬだろう。 ぞわっと鳥肌が立つ一方で、俺の頭の中にはあっけなく死んでゆく己の姿を傍観しているもう一人の俺がいた。 お前の命なんてそんな物だろう? 誰にもお前の存在なんて認めて貰えないんだよ。 蔑まれ、騙され、恨まれ、 そんな人生 お前は何故生きようと思う? 俺自身が俺に対してそんなことを思っていた。
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