家出少女

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それは草木も眠る丑三つ時…… 不良「なあ、この近くにいい店があるんだけどさぁ?よかったら行かない?」 少女「え、遠慮しときますっ…早く帰らないと親も心配するので!」 不良「いいじゃんよーちょっとくらい」 少女「きゃっ…止めてください!」 不良「痛い思いしたくなかったらお兄さん達とどっか行こう?ね?」 通行止め「おイ、止めてやレよ」 不良「んあっ?」 不良「誰だてめぇ」 通行止め「俺のこたァどーダっていーだろ?嫌がってんだから離してやレよ」 不良「なら、てめぇも関係ねぇだろ!失せろ!」 げしっ 通行止め「あマいねェ…実にあマい…」 キュイイィン 不良「あ、足がァァァァ!」 通行止め「ちょーッと足のベクトルの向き変えタだけでこのざまかァ!!」 不良「お、お前…学園都市の一方通行(アクセラレータ)か!?」 通行止め「ン?なんダそれ?くェんのか?」 不良「アクセラレータ…じゃないだと…?」 通行止め「あァ、おれはこのホワイトシティの第一位だ。」 不良「あ、アニキィ!」 不良「く、くそっこれでも食らっとけ!逃げるぞてめぇら!」 ひゅぅぅぅん 通行止め「おもシれェもん投げんじゃネーか!空気砲!」 風の塊が爆弾に向かって飛んでゆく。 風の力で押し戻された爆弾は不良達に襲いかかる 通行止め「こっから先ハァ、通行止めってナァ!!」 ドギャァァァァ! 不良たち「ぐぅぅぅ」 通行止め「さて、帰るカ」 少女「あっ、あの!」 通行止め「ン?なんダてめえか」 少女「あ、ありがとうございました!」 通行止め「ふン!」 通行止めは闇に消えていった……
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