家出少女

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通行止め(あいつ、一方通行がなんだか言ってたな…) 通行止めは調べた 毎晩毎晩あの道を通り、情報を集めた そしてある日のこと。 通行止め(毎晩毎晩通ってるが、なんかいつも違和感が…あんだよなぁ) 不良「飲みにイカねぇ?じょーちゃんよー」 少女「み、未成年だから無理ですっ!」 通行止め(たく、またかよ…) 通行止め「眠れ。」 少女を取り囲む男たちは皆、崩れ落ちた。 少女「あの…この前も今回もありがとうございました!」 通行止め「礼なンていらねェよ」 少女「で、でもそれじゃ……」 通行止め「はぁー……だリィなぁ…まぁお前の名前なンざきカねーよ」 通行止め「だが、おまエ、一つ聞いてもいいカ?」 少女「?」 通行止め「おまエに家なんかあンのか?」 少女「!!」 通行止め「ないンだロ?日雇いで家にくるか?」 少女「えっ…?」 通行止め「家なら不良もいねェし、部屋もあまッてるからな。」 少女「い、いいんですか?」 通行止め「毎晩毎晩助けてたら埒があかネぇしな」 少女「あ、ありがとうございます!」 通行止め「あァ」
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