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・通行止め(マルチスキャナー)
本名は公開されていない。
だが、表舞台では、その能力の特性に沿って、通行止めと呼ばれている。
ホワイトシティに4人しかいない最高レベル、レベル5の頂点、第1位である。
正式な能力名は能力調和(マルチスキャナー)。
相手の能力を見て、構造を見極め、同じような能力を使う能力である。
しかも、一度覚えた能力はいつでも使えるし、もし、仮に能力レベルの低い能力を見ても構造を見極めただけでレベルを操作できる。
つまり、戦うことで力を付けていく典型的な戦闘能力である。
また、一度に多数の能力を使うことも可能。
まだ、一度しか出ていないが、主人公の瞬との戦闘の時、空気砲を打っていたため、前に一度戦闘したと思われる。
しかし、能力には欠点があり、マルチスキャナーの能力でレベル5まで引き上げた能力と、実際にいるレベル5の実力とでは差が生じる。
前作の最後のほうの御坂美琴の電撃使いという能力と、風切瞬の空気使いという能力の2種類の力を最大限に使ったにも関わらず、本物の御坂美琴と風切瞬の同時攻撃には歯が立たなかった。
それが証拠である。
性格は完全に人を見下す、人を人と見ていない。そんな感じである。
結構声が外れるため、ところどころでカタカナが使われる。
実はマルチスキャナーにはもう一つの力があるとも…
身長は170㎝程で、学園都市の一方通行さんの髪が黒くなって、身体がしっかりした感じの細マッチョって感じを想像してくれればいい。
尚、今回は影の主人公としても活躍する。
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