番外編ー因数分解(カウンターショット)

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通行止め「へェ?なかなかの能力じゃねぇか」 因数分解「あなたは何も分かってないのね」 ガシッ 通行止め「んァ?」 因数分解「私があなたに触れていればあなたを分裂させることくらい簡単なのよ!」 通行止め「しゃーねェなァ…俺も能力晒すか…」 キュイイィン! 因数分解「な…ベクトル操作!?」  通行止め「俺の普段の能力ハ、通行止め(マルチスキャナー)だ。」 通行止め「相手の攻撃を中和する能力。」 通行止め「だから、俺はお前と同じ能力が使える。」 通行止め「普段はこんな能力だァ!」 因数分解「く、崩れるっ…身体が崩れるっ!」 通行止め「今回、みナさまには、俺の!真の能力をお見せしようと思いまァす!」 通行止め「ギャハハハ!ギャハハハ!」 バサァァァァア! 会場の客達は金の羽、鋼の身体で構築された通行止めを見た。 通行止め「これガ!俺が通行止めッて呼ばれる意味だよォ!」 因数分解「あ……あ……」 通行止め「勝負はまだついてないぜェ?」 通行止め「消え失せろォ!」 通行止めの腕から、黒い、どす黒い波動のような物が発射された。 因数分解「や…まだ……にたく……………ない」 通行止め「これデおわりかよォ?」 司会『た、対戦者消失のため、通行止めの勝利です……』 通行止め「ふン!こんなもンか」 司会「今日よりあなたが、このホワイトシティの第一位ですが、感想をどうぞ!」 通行止め「はァ!?聞いてねぇぞ!」 数年後の通行止め「思い出すと納得行かねェトーナメントだったなァ」 番外編ー因数分解(カウンターショット)end
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