幼き鬼

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血の臭いがする。 微かだが、この臭いは絶対に血だ。 俺は見知らぬ町を駆け出し、血の臭いがする方へ走り出した。 だがしばらくして白い怪物にぶつかった。 【すまない。大丈夫か?】 看板には汚い字で書かれていた。 「気を付けなきゃ駄目だろう、エリザベス。 ………お前、その姿。」 長髪の腰には真剣。 「誰だ。 殺すか?」 銀時はギロリと睨み、真剣に手を添えた。 .
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