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「……おい餓鬼。
お前屍を喰らう鬼…だよな?」
土方の言葉に神楽と新八は何を言っているか分からないという顔で土方と沖田を見ていた。
「……だったら何だ。
俺を殺すのか…?」
子供はギロリと土方と沖田を睨み付けた。
「…おかしいんでさァ。
屍を喰らう鬼が現れたのは…攘夷戦争の前半…。
噂が消えたのは攘夷戦争後半の一年前でさァ…。」
つまり現在に屍を喰らう鬼は存在しない。
神楽と新八にも容易に分かる答えだった。
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